カラコンの装着前に目を洗う必要がありますか?
カラコンの装着前に目を洗う必要はあるのでしょうか。
昔はプールで泳いだ後に目を水道水で洗浄するのが日常でしたが、今では学校でも推奨されなくなっています。
というのも、洗眼の仕方によっては逆に目を傷つけてしまうことがあることからです。
洗眼は必要な時だけにするべきでしょう。
カラコンの装着前に、毎回洗眼をする必要はありませんが、カラコンを目に入れる前に手をしっかりと洗うことが重要です。
目に虫やほこりなどのゴミが入った時には、流水でゴミを洗い流すことはできます。
しかし、水道水には塩素が含まれており、かえって目に悪い影響を及ぼしてしまうことも。
では、ドラッグストアで売っているカップ洗眼はどうでしょうか。
こちらも手軽に目を洗え、専用の薬剤を使っているので安心感はありますが、カップに汚れが付いていたり、顔が汚れていると汚れや菌が目に入ってしまいます。
眼球だけでなく、目の周りの汚れがカップの水を通して目に入るということに注意しましょう。
目にゴミが入ったり、違和感を感じて、洗顔カップで目を洗いたくなることはありますが、その際には洗眼カップを清潔にして乾燥させた上で、目の周りの洗顔を忘れずに行うことが重要です。
カラコンを入れる前に目の乾きや違和感がある時には、洗眼ではなく、目薬を使いましょう。
目薬は人工涙液とも呼ばれていて、目に直接2、3滴垂らして使用します。
菌や汚れが目に直接入る恐れを防ぐことができ、もっとも清潔な方法です。
人工涙液を選ぶ時には、目に悪影響を及ぼす防腐剤がなるべく入っていないものを選ぶと安心できます。
カラコンを入れる前に目を清潔にしようと思い洗眼をしすぎると、ドライアイの原因になってしまうことも。
ドライアイになってしまうと、カラコンをつけると余計に目の乾きを感じるという悪循環に陥ってしまいます。
目の乾燥が気になったら洗顔ではなく、点眼をするようにしましょう。
カラコンの装着前には、目を洗う必要はありません。
点眼などを適時使い、目を清潔に保ってください。